ダイエットを科学する

  

きっかけ

今回はダイエットのお話です。ことのきっかけは人間ドックでした。受診の前日がお世話になった方の送別会で、深夜0時前まで飲んでいたこともあり、ひどい結果となりました。中でも尿酸値、血糖値、体重がひどい数値でした。尿酸値と血糖値はは前日の深酒による影響はあったかもしれませんが、体重は一日で急増するわけも無く、日ごろの不摂生の蓄積と言わざるを得ません。そこで、人生で初めて減量に取り組むこととしました。

最初の一歩

何事も事を始める前に戦略を練ることが重要です。世の中にはダイエット関連の情報があふれていますが、できるだけ広範囲に考えることにしました。参考にしたのは以下の書籍等です。

上記を参考にして、基本的な方針を下記のように定めました。

準備すべきもの

実践してみる

まずは食事から

次に運動

・結果を見てみる(6ヵ月経過時の途中経過)

タニタのBC-309の機能により、体重は全て記録されています。(計測もほぼ毎日行っています)
減量を開始してから、6ヶ月間の結果は以下のようになっていて、順調に目標値までの中間点以上に到達しています。これも、事前に練った戦略の効果だと考えています。

体重::80Kg  → 71.5Kg
ウェスト: → 96cm → 85cm

   持っているスーツは全て買換えとなりました。
残りの半年で目標を達成できるように気を抜かないで進めていきたいところです。
 

・体重の増減と不摂生の関係を考える

体重は順調に減ってきていますが、良く見ると大小の波があることが分かります。この体重の増減の波の原因は不摂生にあると考えれれます。
不摂生とは具体的には方針として定めた以下を怠ることです。

・食事の改善(体に良い夕食を摂る)
・運動時間の確保

社会人として働いていれば、上記の2方針を常に実行できるとは限りません。仕事が立て込んで運動の時間が確保できないこともありますし、飲み会に行くこともあります。私は性格上、飲み会に行くとそれなりに飲み食いせずにはいられません。

具体的に見ていきましょう。体重のグラフをよく見ると、下記の中のオレンジの傾向と赤の傾向に不連続な部分があることが見て取れます。

これはちょうど年末年始の時期にあたっています。この時期はお酒を飲む機会も多く、家で食事をする際も「体に良い夕食」を摂りませんでした。また、プールに行くこともありませんでした。そのことが見事なまでに体重の増減に現れているのです。

もう少し定量的に不摂生と体重の増減の関係を分析するには科学的アプローチが必要になります。できれば「回帰分析」という統計的手法を利用してみたいところです。回帰分析は複数の事象がどの程度相関しているかを統計的に分析する手法で、自然科学やビジネスの世界で広く利用されています。統計的手法といっても、難しい数学的知識は必要なく、Excelに分析を委ねることができます。 課題は食事の状況、運動の有無を記録するというところです。ダイエットは長期戦なので、この「記録するだけ」の行為が大変です。スマートフォン等を利用して省力化ができれば良いのですが。

・結果を見てみる(目標達成の期限まで残り一ヶ月の途中経過)

さて、最初に設定した1年という期間まで残り約一ヶ月となりました。数値は以下のとおりです。
体重::80Kg  → 67.1Kg
ウェスト: → 96cm → 83cm

目標に葉順調に近づいているものの、目標の66kgまでの最後の1kgがなかなか難しいところです。標準体重に近づくにつれて数値を落とすのは難しくなってきます。筋肉がついてきている影響も少しあるかもしれません。様々な困難はあるものの、一ヵ月後には何とか目標を達成したいものです。

・最終結果を見てみる(開始一年後の人間ドック測定結果)

いよいよ、ダイエット開始から一年。人間ドックでの測定結果は以下の通りでした。
体重::80Kg  → 66.9Kg
ウェスト: → 96cm → 81cm

体重はBMIによる標準より400gオーバーで、BMIは標準である22に対し、22.1となりました。上記の一ヶ月前の記録と比べると体重は200g減ですが、ウェストは2cm減となっています。継続的な運動の成果で、筋肉がついてきたということかもしれません。数ヶ月前からプロテインを飲むようになったのも関係しているのかもしれません。目標に400g達しませんでしたので、95点ということろでしょうか。

尿酸値、血糖値、コレステロールなどの各種測定結果は大幅に改善されました。一年前は脂肪肝と言われましたが、今回は内臓脂肪は正常上限の約半分とのことでした。(内臓脂肪は付きやすく、落ちやすい)

今回の一年間のダイエットによってわかったのは以下のことです。

  • 食事と運動習慣の改善を行えば結果は必ず得られる。どちらか一方では効果はでにくい。
  • 体重測定を毎日実施することにより、何が好影響を与え、何が悪影響を与えるのかについて理解することは重要。
  • 短期間での効果を求めることなく、長期的に取組むことが重要。
  • 我慢のしすぎはいけない。一ヶ月に数回は暴飲暴食もOK。
  • お金で解決できる部分はお金で解決する(高機能体重計、ダイエット食、スポーツクラブ等)。成人病が回避できなければそれ以上のお金が必要となることは明らか。

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