ETCを隠して取付け

 

今回は建売とはあまり関係ないのですが、ETCをDIYで設置します。「あまり関係ない」と書いたのは防犯の観点で建売と関係があるからです。建売には多くの場合、シャッターつきの車庫のような設備はついていません。この様な状況下では「車上狙いのターゲットにならないようにする」ことが必要です。ETCの装置自体が狙われる可能性があるとともに、ETCカードも車上狙いのターゲットになりがちです。そこで、外からETC装置やETCカードが全く見えないように設置します。通常、ショップに依頼して設置した場合は、アンテナやカードを挿入する部分がむき出しになりますので、自分で設置することにより、費用の節約だけではない 防犯効果も得ることができます。

まずETC装置を選びます。ここではアンテナ分離型を選択することが重要です。ETCは料金所等に設置された装置と無線で通信をするため、アンテナの設置場所はフロントガラスかダッシュボード付近に限定されます。今回は装置類の全てを隠すため、ダッシュボードの内側にアンテナを設置することになります。アンテナと本体が一体型の装置だと、ETCカード入換えができません!。装置を選択する際のもう一つの検討ポイントは配線方式です。大まかに言うと以下の2タイプが存在します。

  1. 常時電源とACC電源に接続するタイプ(もちろんGNDも接続)
  2. ACC電源のみに接続するタイプ(もちろんGNDも接続)

1のタイプには「カード抜き忘れ警告機能」がついています。ETCカードを抜かないでエンジンを切ると、電子音や音声でETCカードを抜き忘れたことを知らせてくれます。ACC電源はエンジンを切ると電源が供給されなくなるので2のタイプではそのような機能がありません。(本体に充電電池を内蔵して2のタイプで警告機能を装備した装置もあるかもしれません。)

私の場合は、全てを外から見えないように隠蔽設置してカードは通常は入れたままにしようと考えていたので、抜き忘れ警告は不要です。結論として、アンテナ分離型、ACC電源のみ配線の装置に決定です。私は三菱重工のMOBE-300にしました。三菱重工の電気製品を購入するのは初めてでしたが、kakaku.comを見ると世の中の関心も高いようなので、決めました。

   楽天で分離型ETCを検索

さて、アンテナはダッシュボードの内側で決まりですが、本体をどこに設置するか決める必要があります。外から完全に隠した上で、ETCカードの抜き差しができることが条件となります。候補としてはグローブボックスとアームレスト下の収納スペース(運転席と助手席の間)があります。電源をとる場所をシガーソケットにすると、アームレスト下の収納スペースの方が電源の配線を隠しやすいと考え、 以下のアームレスト下の収納スペースに決定です。

このアームレストの内部にETCの本体を設置

取付を開始する前に「ダッシュボードの内側にETCのアンテナを設置して大丈夫か?」という点について書いておきます。結論から言いますと、「多くの場合、問題ないが、やってみなければわからない。」です。多くの場合、ダッシュボードは樹脂製ですので、電波の透過という点では問題がありません。ETCのアンテナを取り付けてみて分かったことですが、純正カーナビのアンテナもダッシュボードの内側に設置されていました。注意点としては、以下のものがあります。

可能であれば、取付け後になじみのディーラー等で動作検証することをお勧めします。(ディーラーには動作検証のためのアンテナ設備があるところがあります。) 私は最初は混雑していない時間帯を選んで高速道路に乗りました。問題なしです。ダッシュボードの内側にアンテナを設置して、関東を中心に関西方面まで100回以上の乗降りをしていますがトラブルは一回もありません。

さっそく設置工事を実施します。 まず工具ですが、車いじりの定番であるエーモンの内張りはがしがあると便利です。単純な工具でヘラみたいな工具で、ダッシュボードをばらすのに使用します。特大のマイナスドライバーでも代用できますが、幅が広いこともありキズがつきにくくなります。2本あれば完璧でしょう。あとは、ドライバーとソケットレンチを準備します。

エーモンの内張りはがしを楽天で検索

ダッシュボードを始め、インテリアの装備は「はめてあるだけ」のものが多いので、内張りはがしをで順にはがしていきます。

ダッシュボードの中央内部にETCのアンテナを設置することにします ナビの裏側に配線を通し、順次アームレストに設置する本体までアンテナ線を配線することにします 内張りはがしを使ってエアコンの噴出し口を取り外し ダッシュボードの内部中央にナビの純正ナビのアンテナがありました

 

左に見えるナビのアンテナからなるべく離してETCのアンテナを設置します 配線の通り道は全て内張りはがしで外していくことができます 電源をシガーソケットの配線から分岐させてとります(赤いクリップをかませたところ) アームレストの下の収納スペースの底に電動ドリルで穴を開け、壁面に両面テープで接着した本体と接続して完成

以上で、ETCを外部からはアンテナ、本体、配線を全く見えない状態で隠蔽設置することができました。

サイトのトップへ戻る