一戸建ての購入形態

一口に一戸建てといってもさまざまな購入形態が存在します。

建売住宅の低価格の源泉の一つは、柱や床材等の建築材料、キッチンやユニットバス等の建築設備の低価格調達です。建物の価格の大部分を占める建築材料、建築設備が低く抑えられているということは、価格面で大きなメリットとなります。建築材料も建築設備も同じメーカから大量一括購入することで単価を低く抑えることができます。ジジの話によると、注文住宅で単品指定して調達する場合と比べて半額ぐらいのことも多いそうです。
くわえて、メーカの在庫状況に応じてメーカが安く出すことができるものが採用されることもあるようです(いわゆる在庫処分)。必ずしも「不人気商品=在庫処分対象」となるわけではないですが、このあたりは建売住宅の宿命といえるでしょう。
また、建売住宅で見られる複数の住宅が隣接して建築される場合(いわゆる多棟口)は、職人さんも効率的に稼動することができるため、人件費も抑えることができます。

もし資金が十分にあるのであれば「土地(建築条件なし)+注文住宅」を選択すべきなのですが、電車嫌いの私としては、通勤時間を少しでも短くするために土地の場所の良さを優先させ、建売住宅を購入することにしました。

ジジに話を聞いたところ、「以前と異なり、最近の建売は粗悪なものは少ない。」とのこと。ジジは注文住宅だけではなく、大手住宅メーカーの建売住宅の施工を数多く経験しており、以前の状態から今の状態への変遷に直接感じているわけです。法律的にもいわゆる品確法によって、建売販売業者を含む住宅販売事業者は販売した住宅について、10年間の無過失責任(販売者に責任が無くても不具合について保証する義務を負う)を負う事になり、建売住宅の品質向上に貢献しています。

しかしながら、現在においてもごく一部ではあるものの、悪質な業者による欠陥住宅問題が存在しているのも事実です。注意して物件を探すことが必要です。品確法で定められた無過失責任も、責任を追及する先の販売事業者が倒産などで消滅していたら追及するすべはありませんし、国が代わりに対応してくれるわけでもありません。

私の場合、結果として大手住宅メーカーではなく中堅のデベロッパーが手がけた物件を購入したのですが、若干のリスクを感じていたのも事実です。

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