NWD-W273を使いこなす

プールでの水泳は非常に単調な運動になります。景色は往路と復路の二種類しかありません。毎週10km程度プールで泳ぐ私にとって、、有用な道具になっているのが泳ぎながら音楽を聴くことができるデバイスです。数年前に使用可能なデバイスを調べたときは、いわゆるメジャー家電ブランドで、水中で使用できるデバイスは存在しませんでした。

そんな中、唯一私の選択肢に入ってきたのはiriver社とspeedo社のコラボレーションによるAquaBeatでした。その他はiPod shuffleを防水加工してくれるアメリカの業者や、iPod shuffleの防水ケースなどがありましたが私には現実的な選択肢にはなりませんでした。

残念ながらAquaBeat日本ではすでに販売停止となっており、アメリカのamazon.comから海外通販で購入しました。音質はまあまあというところで、順調に使用できていたのですが1号機は1年で故障、2号機は3ヶ月で故障、3号機は右しか聞こえない状態でなんとか使い続けてきました。故障はだんだん音が小さくなってしまい、場合によっては乾燥させれば復活するのですが、最終的には 乾燥させても復活しない状態になってしまう流れでした。AquaBeatはイヤープラグを本体に差込む構造になっており、そこにカルシウムが蓄積しているのが確認されましたが、それが原因なのか、内部に水が浸入したのか詳細な原因は不明でした。

AquaBeat1号機(2GBモデル)   AquaBeat2号機、3号機(1GBモデル)

そんな中、ついにメジャー家電メーカーのソニーが水泳対応をウォークマンを発売するとのアナウンスがありました。すぐに楽天で予約を行い発売日に入手しました。

ネット上では、期待通りに動作しないとのレポートがありますが、私は装着方法を試行錯誤したところ快適に使用できるようになりました。

私の使用スタイル

一回あたりの使用時間: 1時間 (無休憩で泳ぎ続けます。オープンウォーター向けのトレーニングなので、短距離スプリント向けの速い泳ぎはしていません。 飛込み、クイックターンもしていません。)
一回あたりに泳ぐ距離: 約2.5km
泳法: 四泳法(クロール40%、平泳ぎ40%、バタフライ10%、背泳10%) クロールの息継ぎは全て右になります。
なお、、耳の穴の大きさは中程度だと思います。この製品に限らずイヤープラグのゴムはデフォルト(中サイズ)を使用しています。

さて、使用の結果は以下の通りです。

1回目: 20分で右が聞こえなくなった。左は1時間問題なし。
2回目: 10分で右が聞こえなくなった。左は1時間問題なし。
3回目: 20分で左が聞こえなくなった。右は1時間問題なし。

上記、全て泳ぎ終わって1時間程度で復活したため、内部への水の浸入ではなく、振動部が濡れたためと判断。
(なお、一度濡れてしまうとイヤープラグ部を下にして振っただけでは復活しないようです。)
聞こえなくなるきっかけでもっとも多いのが、ターン時に壁をキックした際でした。この際、機器にかかる水圧が最大になります。
ここで、装着方法を調整。ポイントは以下の通り。

1.NWD-W273に付属の調整バンドは後頭部にぴったりフィットするようにする。
2.ゴーグルのバンドで、NWD-W273の耳の上のネックバンドを確実に押さえる。ネックバンドの調整バンドより後ろの部分はゴーグルのバンドの下に出す。
3.泳ぎ始める前に両方の耳について、ぴったりフィットするように位置を整える。(しっかり耳の中にイヤピースを押し込む。)

その結果、以下の通りとなりました。
4回目: 左右とも1時間問題なし。
5回目: 左右とも1時間問題なし。
総計5kmで問題が無かったので、この方法でいけそうだと考えています。

装着方法に気をつければ快適に使用できることが分かりました。(上記の2,3は重要です。)
もちろん、耳の形状は人により異なるので、イヤピースを交換するなどの対応が必要になるかもしれません。
音質についてはiriverのものとは比べ物にならないくらい良いです。

私は2万円でも購入すると思います。終売が見えたら2個ぐらい買いだめておくかもしれません。
なお、kakaku.comの掲示板で繰り広げられている、この製品に対する批判に関する私見についてはこちらに記しました。
2013/03/02追記
終売になったら悲しいので、2号機を購入しちゃいました(5年保障付き)。これでむこう5年間は音楽と泳げそうです。
初期不良の確認だけして、保管しようと思います。後継機がでたらまたかってしまうかも・・・・

なお、人により水の浸入で期待通りに使用できない方もいらっしゃるようです。2個同時に購入するのは避け、まず1台購入し検証されることをお勧めします。
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