建売住宅選ぶなら完成物件・未完成物件どっちが良いの?
建売住宅は完成物件と未完成物件のどちらを選ぶべき?
建売住宅や分譲住宅を検討中の皆さん、新築戸建ての購入を考えていると、完成物件と未完成物件の選択に迷うことがあるでしょう。それぞれのメリットとデメリットを理解し、最適な選択をするためのポイントをお伝えします。
完成物件のメリット
1. 実際の家を見て確認できる
建売住宅の完成物件では、実際に見学して空間の広がりや動線、家具の配置、居心地を確認することができます。これにより、「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクが減ります。これは建売住宅ならではの大きなメリットです。
2. 価格が安くなる可能性
完成後、建売住宅は時間が経つと価格が下がる傾向があります。長期間売れ残っている場合、掘り出し物の分譲住宅が見つかるかもしれません。
3. 家具付き物件も存在する
家具付きの建売住宅を選べば、新しい生活をすぐにスタートできます。賃貸アパートからの引越しでも、家具の買い替えを心配する必要がありません。
完成物件のデメリット
1. 多くの人が見学
完成した建売住宅は多くの人が見学するため、特別感が少なくなることがあります。
2. 施工状態の確認が難しい
基礎や壁の中、屋根裏などの施工状態を確認することができません。これらは新築戸建てを選ぶ際に重要なポイントです。
3. 条件の良い物件は競争が激しい
人気のある建売住宅はすぐに売れてしまうため、早い者勝ちです。これは購入時に注意すべき点です。
未完成物件のメリット
1. 建築中の状態を確認可能
未完成の建売住宅は、断熱材の施工状況や裏地の仕上げを確認したうえで購入を検討できます。これは新築戸建ての品質を保証する上で重要です。
2. ゆっくり検討できる
完成前の分譲住宅は、注目度が低く、ゆっくりと検討することができます。特に新しい建売住宅は競争相手が少ないことが多いです。
3. 色やデザインを選べる
一部の建売住宅では、外壁やクロス、ドアの色やデザインを選べます。新築戸建てでも「自分だけのマイホーム感」を求める方に最適です。
未完成物件のデメリット
1. 実物を見ることができない
未完成のため、日当たりや通風、周囲の音などを確認することができません。これらは新築戸建て選びで重要な要素です。
2. 入居まで時間がかかる
完成を待つ必要があるため、すぐに住むことができません。工事の遅れなども考慮する必要があります。
3. サービスが適用されにくい
未完成の分譲住宅では、価格や特典面で完成物件より不利になることがあります。
まとめ
建売住宅や分譲住宅、新築戸建てを選ぶ際、完成物件と未完成物件にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。完成物件は実際の住環境を確認でき、価格も下がる可能性がある一方、多くの人が見学し、内部の施工状態が確認できないデメリットがあります。未完成物件は建築状態を確認でき、ゆっくり検討できることがメリットですが、実物を見れないために想像力が必要で、入居までの期間が長くなることがデメリットです。
どちらの物件を選ぶかは、購入者のライフスタイルや優先順位によって変わります。即座に住める安心感や価格の面で完成物件を選ぶのか、あるいは建築過程を確認し、ゆったりと検討できる未完成物件を選ぶのか、それぞれの特徴を理解した上で、自分たちに最適な選択をすることが重要です。家族の生活スタイルや将来設計に合った住まいを見つけるために、しっかりと情報収集を行い、悔いのない判断をしていきましょう。
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