
福岡の住宅ローン金利比較【2026年8月最新】おすすめ銀行と選び方を徹底解説|建売ナビ
福岡の住宅ローン金利比較【2026年8月最新】おすすめ銀行と選び方を徹底解説

福岡県で新築戸建ての購入を検討している方にとって、住宅ローン選びは総支払額を数百万円単位で左右する重要な決断です。日銀は2026年6月に政策金利を1.0%へ引き上げ、福岡県内の各銀行も変動金利の基準金利を引き上げるなど、住宅ローンを取り巻く環境は大きく変化しています。
この記事では、2026年8月時点の各金融機関公式サイトの情報にもとづき、福岡県で利用できる住宅ローンの最新金利を比較し、金利上昇局面での選び方や返済シミュレーションを解説します。
- 福岡県の主要地方銀行・ネット銀行・フラット35の最新金利比較(2026年8月)
- 金利上昇局面での変動金利と固定金利の選び方
- 公式に確認できる金利優遇制度(フラット35子育てプラスなど)
- 借入額4,000万円・35年返済の返済シミュレーション
2026年の住宅ローン金利動向:日銀利上げで「金利のある世界」へ
住宅ローン金利は、この1年半で大きく上昇しました。日本銀行は2025年12月に政策金利を0.75%へ、さらに2026年6月の金融政策決定会合で1.0%へ引き上げました。これは1995年以来、約31年ぶりの水準です(出典:野村證券「日銀、予想通り利上げを決定」2026年6月)。
これを受けて福岡県内の銀行も変動金利を引き上げています。たとえば福岡銀行は2026年4月1日に変動金利型住宅ローンの基準金利を年3.475%から年3.725%へ引き上げました(出典:福岡銀行「変動金利型住宅ローンの基準金利の改定について」)。
また、全期間固定型のフラット35(21年以上35年以下・融資率9割以下)の最頻金利は2026年8月に年3.290%となっています(出典:住宅金融支援機構「最新の金利情報」)。
福岡県の主要金融機関 住宅ローン金利比較表(2026年8月)
福岡県内で利用できる主要な金融機関の新規借入金利(最優遇適用時)を比較します。各金融機関の公式サイトで確認した2026年8月時点の情報です。
| 金融機関 | 変動金利 (年率) |
10年固定 (年率) |
全期間固定 (年率) |
主な条件・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 福岡銀行 プレミアム住宅ローン (融資手数料型) |
1.275% | 3.600% | 3.900% (35年固定) |
給与・年金振込指定、または福岡銀行アプリ初回利用登録で最優遇。融資手数料は借入額×2.20%(税込) |
| 西日本シティ銀行 NCB住宅ローン アドバンス |
1.275% プレミアは 1.125% |
3.600% | 3.650% (20年固定) |
割引金利適用には所定の条件あり。融資手数料は融資金額の2.2% |
| 北九州銀行 YCG住宅ローン |
1.150% | 3.175% | - | 給与振込指定+カード契約等の条件あり。別途保証料が必要 |
| 福岡中央銀行 プレミアム住宅ローン (融資手数料型) |
1.275% | 3.600% | 3.900% (35年固定) |
給与・年金振込指定など所定の条件あり。手数料は融資額×2.2%(税込) |
| auじぶん銀行 全期間引下げプラン |
1.134% | 4.255% 当初期間引下げ プランは3.180% |
5.445% (固定35年) |
物件価格の80%以下で借入の場合。au金利優遇割で最大年▲0.10%。事務手数料は借入額×2.20%(税込) |
| ドコモSMTB ネット銀行 (旧住信SBIネット銀行) 通期引下げプラン |
1.20% | - | - | 借入額が物件価格の80%以下、または環境配慮型住宅の場合。80%超は年1.55%。審査結果等により上乗せの場合あり |
| フラット35 (住宅金融支援機構) |
- | - | 3.290% (21〜35年・ 9割以下・最頻) |
新機構団信付き。フラット20(15〜20年)は年2.970%。融資率9割超は年3.400%〜 |
※金利は2026年8月時点に各金融機関公式サイトで確認した新規借入の最優遇適用金利(年率)です。実際の適用金利は審査結果・借入条件・借入時期により異なります。最新情報は必ず各金融機関の公式サイトでご確認ください。
※福岡銀行・福岡中央銀行は保証料一括型(変動 年1.325%)・保証料内包型(変動 年1.525%)も選択できます。
※JAバンク福岡など上記以外の金融機関も住宅ローンを取り扱っています(例:JA福岡市の住宅ローン)。各JAで金利・条件が異なるため、公式サイトでご確認ください。
比較表から読み取れる3つの傾向
① 地銀とネット銀行の変動金利差はごく小さい。かつてはネット銀行が大きくリードしていましたが、2026年8月時点では北九州銀行の年1.150%、西日本シティ銀行プレミアの年1.125%など、福岡の地銀もネット銀行(auじぶん銀行 年1.134%、ドコモSMTBネット銀行 年1.20%)と遜色ない水準です。
② 10年固定は年3%台に上昇。長期金利の上昇を受け、10年固定は各行とも年3%台となっています。北九州銀行の年3.175%が県内地銀では低い水準です。
③ 全期間固定はフラット35が有力な選択肢。フラット35(年3.290%)は銀行の35年固定(年3.9%前後)より低く、返済期間20年以下ならフラット20(年2.970%)でさらに金利を抑えられます。
変動金利と固定金利のメリット・デメリット
変動金利型
- 固定金利より当初の金利水準が低い
- 金利が下がれば返済額も減少する
- 総返済額を抑えられる可能性がある
- 金利上昇で返済額が増えるリスクがある(実際に2025〜2026年は上昇局面)
- 将来の返済総額が確定しない
- 金利動向の定期的なチェックが必要
固定金利型
- 返済額が一定で家計計画が立てやすい
- 今後さらに金利が上昇しても返済額が変わらない(全期間固定の場合)
- 長期の資金計画が明確になる
- 変動金利より当初の金利が高い
- 金利が低下しても恩恵を受けられない
- 期間選択型(10年固定など)は固定期間終了後の金利が不透明
2026年8月時点で変動(約1.1〜1.3%)と全期間固定(フラット35 3.290%)の金利差は約2%あり、当初の返済額は変動が大幅に有利です。ただし変動金利はすでに上昇が始まっています。変動を選ぶなら「金利がさらに1%程度上昇しても返済を続けられるか」を必ず試算し、返済額の差額を貯蓄・繰上返済に回せる家計かどうかで判断しましょう。返済額を確定させて安心を優先したい方は固定金利が向いています。
公式に確認できる金利優遇制度
金利引下げや優遇は、公式サイトで条件を確認できるものだけを利用計画に組み込むのが鉄則です。2026年8月時点で各公式サイトに掲載されている主な制度を紹介します。
① フラット35「子育てプラス」(全国一律)
子育て世帯または若年夫婦世帯を対象に、こどもの人数や住宅性能等に応じて金利引下げポイントが加算される制度です。1ポイントにつき当初5年間 年▲0.25%の金利引下げとなり、引下げ幅の上限は年1.0%です(出典:住宅金融支援機構【フラット35】子育てプラス)。省エネ性能の高い住宅を対象とする【フラット35】Sなどと併用でき、条件次第では当初期間の実質金利を大きく下げられます。
② 福岡銀行:オール電化・ホットメリット住宅ローン
オール電化住宅等が対象で、固定金利型の表示金利から年▲0.1%となります(変動金利型には適用されません)。逆に、がん保障特約付は年+0.1%、八大疾病保障特約付は年+0.2%の上乗せです(出典:福岡銀行 住宅ローン)。
③ 西日本シティ銀行:住宅ローン割引金利
「当行の住宅ローンのみで新たに借入できる方」など所定の条件をすべて満たす場合に割引金利が適用され、NCB住宅ローンアドバンスの変動金利は基準金利 年3.375%から割引後 年1.275%(プレミアは年1.125%)となります(出典:西日本シティ銀行 住宅ローン割引金利のご案内)。
④ 北九州銀行:YCG住宅ローンの優遇条件
給与振込の指定(または公共料金等の自動振替2種類以上)とカード契約等の条件を満たすと、変動金利は基準金利から完済まで年▲1.975%の引下げで年1.150%となります(出典:北九州銀行 住宅ローン)。
⑤ auじぶん銀行:au金利優遇割
auモバイル優遇割(年▲0.07%)とじぶんでんき優遇割(年▲0.03%)のセットで、住宅ローン適用金利から最大年▲0.10%の引下げが受けられます(出典:auじぶん銀行 住宅ローン金利優遇割)。
返済シミュレーション(借入4,000万円・35年)
借入額4,000万円・返済期間35年・元利均等返済・ボーナス払いなしの場合の試算です(2026年8月時点の金利で当社試算。金利が完済まで変わらないと仮定した概算であり、手数料・保証料・団信特約料は含みません)。
| 金融機関・商品 | 金利タイプ | 適用金利 | 月々の返済額 | 総返済額 | 総支払利息 |
|---|---|---|---|---|---|
| 西日本シティ銀行 アドバンス〜プレミア〜 |
変動 | 1.125% | 115,259円 | 約4,841万円 | 約841万円 |
| auじぶん銀行 | 変動 | 1.134% | 115,429円 | 約4,848万円 | 約848万円 |
| 北九州銀行 | 変動 | 1.150% | 115,732円 | 約4,861万円 | 約861万円 |
| 福岡銀行 | 変動 | 1.275% | 118,113円 | 約4,961万円 | 約961万円 |
| フラット35 (新機構団信付き・最頻金利) |
35年固定 | 3.290% | 160,486円 | 約6,740万円 | 約2,740万円 |
※変動金利は将来の金利上昇により返済額が増加する可能性があります。上記は現在の金利が継続した場合の参考値です。
- 借入4,000万円・35年の場合、金利が0.1%違うと総返済額は約80万円変わります。
- 変動1.275%と全期間固定3.290%では、当初の月々返済額に約42,000円、金利が変わらない前提の総返済額で約1,780万円の差があります。この差をどう評価するかが「変動か固定か」の判断の核心です。
ライフプラン別の考え方
| 世帯タイプ | 検討したい金利タイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 共働きで返済余力のある世帯 | 変動金利 | 金利上昇時にも家計で吸収しやすく、固定との差額を貯蓄・繰上返済に回すことでリスクに備えられる |
| 子育て世帯 | フラット35(子育てプラス併用) または当初10年固定 |
子育てプラスで当初5年間の金利引下げを受けつつ返済額を確定できる。教育費がかさむ時期の支出を読みやすくする選択肢も有効 |
| 返済額の変動を避けたい世帯 | 全期間固定(フラット35等) | 完済までの返済額が確定し、今後の追加利上げの影響を受けない |
| 定年まで20年前後の世帯 | フラット20 or 短めの固定 | フラット20(年2.970%)は35年より金利が低い。退職金に頼りすぎない返済計画を優先 |
※上記は一般的な考え方の整理であり、特定の商品を推奨するものではありません。最終的な選択はご自身の収入・家族計画・リスク許容度に合わせてご判断ください。
よくある質問(FAQ)
まとめ:住宅ローン選びで押さえるべき3つのポイント
- 金利だけでなく総返済額で比較する
融資手数料(借入額×2.2%が主流)や保証料、団信特約の上乗せ金利まで含めた総コストで比較しましょう。 - 金利上昇を織り込んだ返済計画を立てる
日銀の利上げは今後も続く可能性があります。変動金利を選ぶ場合は、金利上昇時の返済額増加に耐えられるかを必ず確認しましょう。 - 公式に確認できる優遇制度を活用する
フラット35子育てプラスや各行の金利引下げ条件など、公式サイトで確認できる制度を組み合わせて金利負担を軽減しましょう。
住宅ローンは人生で最も大きな買い物に関わる重要な選択です。金利は毎月見直されるため、借入直前には必ず各金融機関の公式サイトで最新金利を確認し、複数の金融機関で事前審査・相談を行うことをおすすめします。
福岡の住宅ローンについて専門家に相談してみませんか?
建売ナビでは、福岡県内の住宅ローン事情に詳しいアドバイザーをご紹介しています。
無料相談も実施中ですので、お気軽にご利用ください。


